乾燥肌の人が夏場に気を付けるべき事

夏の環境は年々厳しさを増し、お肌にはとても良くない状況です。そうして汗や皮脂で覆われた肌の内側では、乾燥が進んでいきます。肌を刺すような強い紫外線や蒸し風呂のような暑さ、効きすぎる冷房などのため、湿度が高くても肌が乾燥していることに気付きにくくなり、お肌のお手入れも手薄になりがちです。乾燥は老化の引き金にもなるため、そのままにしておくと、シミ、シワ、たるみ、くすみなど、肌トラブルの原因となります。ここでは、夏の乾燥肌に気を付けるべきこと3点をご紹介いたします。

1.保湿

保湿ケアは1年を通してしっかりと行いましょう。冬は保湿ケアをしっかりしていても、夏は乾燥に気付かずにケアを忘れることがあります。また、保湿ケアも化粧水だけで終わらせるという方も少なくありません。夏も肌を乾燥させる原因はたくさんあるため、しっかりと保湿ケアを行うことが重要です。化粧水だけでは、肌の水分と一緒に蒸発することがあります。化粧水と油分の含まれるクリームやオイルをつけて蒸発を防ぐようにしましょう。また、紫外線の影響が気になる方は、保湿ケア、プラス美白ケアを取り入れることをおすすめします。

2.日焼け止め

紫外線をしっかりブロックして、お肌へのダメージを避けましょう。初夏や夏のピーク後でも、油断は禁物です。紫外線が最も強いのは8月ですが、5月でもピーク時の9割の紫外線量が地上に降り注いでいるそうです。日中のお出かけ時には顔やボディにも日焼け止めを忘れすにしましょう。また、紫外線からお肌を守るためには、日焼け止めが均一に広がっている状態が良いです。少量ずつつけ足したり、1度に多量につけてしまうと、ムラになりがちなので気をつけましょう。

3.アロマ

肌が乾燥していると感じたら、水分を補給することに加え、アロマを取り入れることもおすすめです。精油(エッセンシャルオイル)の成分は皮膚からも体内に取り入れることができます。精油は脂溶性で、分子構造が小さいため、皮膚表面にとどまることなく浸透し、さらに真皮にある毛細血管やリンパ管に入りその効果を全身に運ぶことができます。ラベンダーやローズなど、乾燥肌に効果があるとされる精油を焚き、皮膚から成分を取り入れれば、身体の中から肌に作用してくれます。また、肌にオイルマッサージなどで塗りこめば、血行を促進して肌を健康に保つ効果も期待できます。

コメント

error: このコンテンツは保護されています。
タイトルとURLをコピーしました